今日も入管に行ってきました。永住審査部門で在留資格認定証明書つきの変更申請書を出し、在留カードの発行を待っていると窓口で激高している赤ちゃん連れの女性が。大声でわめき続けるので受付以外に総勢3人で話を聞く体制になり、すったもんだのやり取りを続けています。盗み聞きをするわけではないのですが、怒鳴っているので内容が筒抜けで、どうも小さい子もいて年収が低いにもかかわらず夫を呼び寄せようとして不許可になったようでした。
多分、現状の年収と預金残高では夫を扶養するには足りず、生活保護を申請するレベルであろうと思われ、そのレベルでは残念ながら呼び寄せは難しいでしょう。こちらに来て働けば大丈夫と女性は言っていましたが、申請は配偶者でしてしまっているので、そんな事情は通じません。
もし専門家に事前に相談をしていたら、まず短期滞在で夫に来日させて働き口を見つけ、就労ビザの申請をすることを勧めると思います。夫と妻の年収を合わせれば、家族で生活することも確かに可能でしょう。
「日本は金持ちの外人しか住めないんでしょ!難民のふりしてたくさん住んでる人がいるのに、なんでちゃんとビザ持って働いている人が家族と住めないの!」とその女性は怒っていましたが、確かに一理あります。しかし、適切な形で進めないと、取れる可能性がある在留資格も取れないのです。あぁ、あの人も専門家に相談すればいいのになぁと残念な気持ちで見ていました。(そこで声をかけてしまうと、営業行為になってしまうのでできないんですが。)